5. MA作業 |
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《Staff》
僕は音響効果担当です。効果音、つまり音楽と役者さんがしゃべるセリフ等等以外の音を作る仕事です。ま、いわゆる音全般、場合によっては、音楽とかにも関ることもあるし。
今回は、前段階の打ち合わせっていうのはそんなに話してないですよね。まぁ、大枠、画を見せてもらって、「なるほどわっかりました」って言って、合田さんが、こんな気持ちですっていうのを聞いて、「じゃあ後は家でちょっと考えてみますよ」っていう感じで、こちらでわりと勝手に。だから、そういったランニング含めて進めさせてもらったっていう感じですね。
今回はわりと「お話としてのリアリティ」っていうのが何か出せればいいかなっていう感じでしたね。例えば普通にテレビサイドの方で考えると、なんかちょっとした足音とか手がちょっと動いたっていう音は、そんなにまぁ普通は考えないんだけど、ちょっとそこを、日常の流れの中でフォローしておこうかとかいう感じですよね。普通のテレビにかかるようなアニメーションのものよりもちょっと、その辺はちょっと膨らましてみようかな、と。 |
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《Staff》
ミキシングエンジニアという仕事をさせてもらっています。
えっとまぁ、ミキシング、音の最終ミックスをしています。効果音とか音楽ですとか、そういうものを一つ一つ音響効果さんと音を照らし合わせながら、また音楽家の人と照らし合わせながら、最終的な音のバランスをとり、それから、どう音をデザインしていくかっていうことをやっています。
音っていうのは、たくさんの音に僕たちは囲まれて生活していますけど常に私たちの身の回りにあるものですから、5分なら5分というストーリーでお話を伝えるためには、わかりやすく音をつくっていく必要があるんですね。わかりやすく、しかも楽しく伝える。それと合田さんの思っている感覚みたいなものを音として表現するならばどうなのかっていうことを非常に大事に、大切にしてます。
いろんな仕事、音の仕事してますけど、合田さんとの仕事はこのこまねこだけに限らず 本当に楽しい、自分にとって楽しくしかも、チャレンジのし甲斐のある仕事ですね。 |